たまの畑で別れは突然に。終わっていく夏 [たまのはたけ]
すでに秋の日差しです。
夕方から涼しくなるのはいいのだけど、昼間の暑さはかなわん!
ということで、畑に行くのももっぱら夕方の今日この頃。
8月18日、久しぶりの講習会。
これまでの講習会は、朝9時開始が原則でした。
が、今回は、午前中に行うとその後の作業が暑い昼間になるから、という理由で、午後2時から行われました。
いつものように管理作業について、園主さんが話していきます。
「トマトときゅうりですが・・・今日抜いてください」
えっ!?
一年生のワタシたちには、思いもよらぬ展開です。
ここにも次の作物を植えるのですが、その前に、抜いて、干してかさを減らして、耕して肥料を入れ、土になじませて・・・と時間のかかる作業があります。
植え付けの日にちから逆算すると、もう終了のタイミングだということなのでしょう。
まだ青いトマトや、小さいキュウリがたくさん残った株を終了させるのは、なんだか心残りなものがあります。
とはいえ、農園の計画通りに作業するのが、体験農園のルールです。
ここは株も未練もばっさりと断ち切ります。
抜くだけだと、根に残った水分を吸い上げて、なかなか乾燥しないのだそうです。
だから、根元の茎を切った上で、根を引っこ抜いて干します。
切ってあっという間にしおれだしたのには、ちょっと驚きました。
ついでに、花は咲けど実はつかなくなったつるなしいんげんも抜きました。
時には、こんなにどうしよう!?と思うほど実を付けてくれたトマト、きゅうり、いんげん。
今までありがとう!
ということで、きゅうりの大きいのまだ小さいの、トマトの赤いの青いの、最後の収獲が残されました。
青いトマトは、収獲せずそのまま干しっぱなしの人も多かったですが、そこは食い意地のまさるレギュラー3人、「何かできないか」と持ち帰ります(笑)
別れあれば出会いあり。
かつて枝豆やとうもろこしを植えていた畝に、いよいよ秋作の作物を植え始めます。
これはキャベツの苗。
春と違って、マルチもベタがけもありません。
寒さや遅霜対策がない一方、乾燥対策と虫対策が欠かせなくなります。
植え付けと同時に農薬をまき、ヨトウムシやシンクイムシに備えます。
植えて1週間くらいは、毎日水やりをしたほうがその後の育ちがいいとか。
・・・ですが、このあとワタシ以外のレギュラー2人が、揃って長旅に出ることに(T▽T;)
留守番のワタシは毎日夕方水やりに出ることになります・・・。
夕立熱烈希望!!!
なにしろ、毎日カラカラ天気で、「日照り→干ばつ→飢饉」なんて単語のサイクルが、頭の中を回っちゃうんですよ(笑)
数日後、トマトときゅうりを片付けに行きました。
特にきゅうりは、全体に硬い毛が生えていて、手袋なしではとても作業できないほど。
きっちりと束ねて捨て、支柱とマルチを撤去します。
その後耕すのですが、掘っても掘っても根っこが出てくる!
秋作は土作りから自分たちで、ってこれが大変だったのか。
それにしても、マルチをはがすたびに思うのは・・・
そりゃー爆弾低気圧にもびくともしなかったわけだよ。しっかり埋め過ぎ(笑)みんなすごいや。
そんなわけで、ちょっとさびしくなった畑です。
手前にはルッコラと下仁田ネギ。
向こうにネギ、なすやピーマン。間の何もないところは、じゃがいもの畝。
でも、秋作が始まってます。
奥にあるなすの畝から手前に向かって、とうもろこしのあとにキャベツ類、トマトときゅうりを撤去して耕した畝、枝豆の後にブロッコリー類、その手前はいんげん、リーフレタス、オータムポエムを撤去した畝。
さらに手前には、里芋の畝と人参の畝があります。
里芋は、子芋の芽がたくさん出ています。
子芋が充実すると、おいしい孫芋がたくさんとれるんだって。
これまた乾燥しすぎはよくないらしく、せっせと水やりしています。
まだまだ暑くて夏の気分だけど、畑はもうすっかり衣替えです。
日も短くなりました。
・・・そしてまた植え付けに種まきに忙しくなるんだな、きっと。
さて、最後に残った、青いトマトとミニトマト。
ネットで検索したら、ジャムとピクルスのレシピがたくさん出てきました。
カレー味のピクルスを漬けてみましたよ。
生で食べてみたら、あれ、トマトの味?と思った直後に青くささと苦さの混じった味がやってくる、というシロモノでした(笑)
それが、酢と砂糖とカレー粉の風味でぐっと食べやすく、ほのかにトマトの風味のするピクルスになりました。
お肉などの付け合わせによさそうです。
暑いさなかに作業してくれるみんな、おつかれさま。
そして夏野菜、今までありがとう!
秋作もおいしい野菜ができるといいなあ。
夕方から涼しくなるのはいいのだけど、昼間の暑さはかなわん!
ということで、畑に行くのももっぱら夕方の今日この頃。
8月18日、久しぶりの講習会。
これまでの講習会は、朝9時開始が原則でした。
が、今回は、午前中に行うとその後の作業が暑い昼間になるから、という理由で、午後2時から行われました。
いつものように管理作業について、園主さんが話していきます。
「トマトときゅうりですが・・・今日抜いてください」
えっ!?
一年生のワタシたちには、思いもよらぬ展開です。
ここにも次の作物を植えるのですが、その前に、抜いて、干してかさを減らして、耕して肥料を入れ、土になじませて・・・と時間のかかる作業があります。
植え付けの日にちから逆算すると、もう終了のタイミングだということなのでしょう。
まだ青いトマトや、小さいキュウリがたくさん残った株を終了させるのは、なんだか心残りなものがあります。
とはいえ、農園の計画通りに作業するのが、体験農園のルールです。
ここは株も未練もばっさりと断ち切ります。
抜くだけだと、根に残った水分を吸い上げて、なかなか乾燥しないのだそうです。
だから、根元の茎を切った上で、根を引っこ抜いて干します。
切ってあっという間にしおれだしたのには、ちょっと驚きました。
ついでに、花は咲けど実はつかなくなったつるなしいんげんも抜きました。
時には、こんなにどうしよう!?と思うほど実を付けてくれたトマト、きゅうり、いんげん。
今までありがとう!
ということで、きゅうりの大きいのまだ小さいの、トマトの赤いの青いの、最後の収獲が残されました。
青いトマトは、収獲せずそのまま干しっぱなしの人も多かったですが、そこは食い意地のまさるレギュラー3人、「何かできないか」と持ち帰ります(笑)
別れあれば出会いあり。
かつて枝豆やとうもろこしを植えていた畝に、いよいよ秋作の作物を植え始めます。
これはキャベツの苗。
春と違って、マルチもベタがけもありません。
寒さや遅霜対策がない一方、乾燥対策と虫対策が欠かせなくなります。
植え付けと同時に農薬をまき、ヨトウムシやシンクイムシに備えます。
植えて1週間くらいは、毎日水やりをしたほうがその後の育ちがいいとか。
・・・ですが、このあとワタシ以外のレギュラー2人が、揃って長旅に出ることに(T▽T;)
留守番のワタシは毎日夕方水やりに出ることになります・・・。
夕立熱烈希望!!!
なにしろ、毎日カラカラ天気で、「日照り→干ばつ→飢饉」なんて単語のサイクルが、頭の中を回っちゃうんですよ(笑)
数日後、トマトときゅうりを片付けに行きました。
特にきゅうりは、全体に硬い毛が生えていて、手袋なしではとても作業できないほど。
きっちりと束ねて捨て、支柱とマルチを撤去します。
その後耕すのですが、掘っても掘っても根っこが出てくる!
秋作は土作りから自分たちで、ってこれが大変だったのか。
それにしても、マルチをはがすたびに思うのは・・・
そりゃー爆弾低気圧にもびくともしなかったわけだよ。しっかり埋め過ぎ(笑)みんなすごいや。
そんなわけで、ちょっとさびしくなった畑です。
手前にはルッコラと下仁田ネギ。
向こうにネギ、なすやピーマン。間の何もないところは、じゃがいもの畝。
でも、秋作が始まってます。
奥にあるなすの畝から手前に向かって、とうもろこしのあとにキャベツ類、トマトときゅうりを撤去して耕した畝、枝豆の後にブロッコリー類、その手前はいんげん、リーフレタス、オータムポエムを撤去した畝。
さらに手前には、里芋の畝と人参の畝があります。
里芋は、子芋の芽がたくさん出ています。
子芋が充実すると、おいしい孫芋がたくさんとれるんだって。
これまた乾燥しすぎはよくないらしく、せっせと水やりしています。
まだまだ暑くて夏の気分だけど、畑はもうすっかり衣替えです。
日も短くなりました。
・・・そしてまた植え付けに種まきに忙しくなるんだな、きっと。
さて、最後に残った、青いトマトとミニトマト。
ネットで検索したら、ジャムとピクルスのレシピがたくさん出てきました。
カレー味のピクルスを漬けてみましたよ。
生で食べてみたら、あれ、トマトの味?と思った直後に青くささと苦さの混じった味がやってくる、というシロモノでした(笑)
それが、酢と砂糖とカレー粉の風味でぐっと食べやすく、ほのかにトマトの風味のするピクルスになりました。
お肉などの付け合わせによさそうです。
暑いさなかに作業してくれるみんな、おつかれさま。
そして夏野菜、今までありがとう!
秋作もおいしい野菜ができるといいなあ。
2012-08-29 00:10
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コメント(15)
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ちょっとご無沙汰してる間に、農作業もこなしちゃうようになっちゃってるじゃん!!
しろのぽさん、進化してるねぇ↑
ワイルドだねぇ( ´艸`)
因みに、オレも自分ちの畑で山芋(自然薯)作ってるんだぜ!!
ワイルドだろう~(笑)
by teru (2012-08-29 12:12)
ずいぶんとすっきりしてしまいましたね。
秋の野菜が育つのが楽しみです。これから台風もあるし手入れが大変ですね。
しばらく収穫はお休みでしょうか。
by luces (2012-08-29 16:28)
一年生バンザイ!(笑
いや、マジで、先生居てくださって良かったです。
未練がましく、いつまでも「まだ成ってるから」とやってると、
秋冬ものに置いて行かれてしまうのです・・・(経験者)。
青いトマト、輪切りにしてフライにすると結構美味しいです。
魚肉サンド、挽肉サンド(ハンバーグタネ)などにすれば、
サイドメニューから昇格ですね。
カレー味のピクルスもいいですね~これ今度やってみます♪
by nicolas (2012-08-29 17:54)
もう直ぐ実りの秋ですね
by 北海 熊五郎 (2012-08-29 21:53)
こんにちは。
確かに日中は暑いけど、逆算すると計画的に動かないと
ウチは、心残りが強過ぎて?(夏野菜以外やらないから?)枯れる迄そのままです(笑)
まだミニトマトが頑張ってます。
by HIRO (2012-08-30 10:36)
季節は巡る もう秋の準備ですね^^
里芋 小芋 ゆがいておやつ やってるよ~^^
by 肥前のFe (2012-08-30 10:49)
teruさん
お久しぶり~。teruさんの写真もすごく進化しててびっくりしたよ!
地元野菜好きが高じて、とうとう自分でやるようになっちゃった(笑)
自然薯おいしいよねー。山で掘ったすごく粘るのが食べたいなあ。
lucesさん
ひとつ片付け、ふたつ片付け・・・でいつの間にか寂しくなりました。
苗や種が時間差でやってくるので、結局は延々と水やりに通うことになってます。
収獲は、なすとししとう、ピーマンが細々。でも減ってきました。
nicolasさん
さすがプロ、目先のことじゃなく年単位で考えてるんだなーと後から思いました。
でもその時は、「これが自分の畑じゃないってことか」なんて言ってたりして。
青いトマト、フライ案もあったんですよー。
でも揚げ物作っても消費する自信がなかったので、結局ピクルスに。
ハンバーグのたねにもなるんですか!?
来年やるとしたら、レシピ集めておかなくては。
北海 熊五郎さん
実りの秋、は野菜よりも果物ですからね。
野菜はせっせと準備期間です。
あ、今年は、去年忙しくて食べなかった栗を食べなくては!
HIROさん
夕方になると涼しい風が吹くので、そこは助かってます。
春作から秋作まで、しっかり畑を回すので、かなり計算ずくでやるんですねー。
トマトよりもむしろ、まだまだがんばれそうなきゅうりがもったいなかったです。
肥前のFeさん
春作から夏の大収穫、そして秋へとまっしぐらです。
里芋って意外に鮮度勝負なので、掘りたてはおいしいですよね。
掘ったらシンプルにゆがいて食べようと思ってます。楽しみ!
by しろのぽ (2012-08-30 21:40)
“夕立熱烈希望” って
そんなに降ってないんだ・・・
こっちは、結構ゆうだ・・・ いやスコールがあるこの頃
ほんとに、雷を伴ってひどい雨が・・・(^^;
しかし、育て方
学んでいくのって、すばらしい!
by T2 (2012-09-02 22:48)
あの青いトマトってこうやって漬ければ
食べれるのね?
たしかにあのままだとアオムシだって食べにくそうだ。
by 響 (2012-09-02 23:55)
今日抜いてください、はビックリしちゃいますよね。
でも青いトマトたちピクルスになったのを見て良かった(^^)
いやー、しろのぽさんの畑記事、私もかなり勉強になりました。
by リュカ (2012-09-03 10:41)
多くの乙女が、野菜ガールになったことでしよう。
最近、わがやでは、 日射しよけのゴーヤ三昧です
by hoshizou (2012-09-04 00:42)
T2さん
この週末、やっと降りました。
と思ったら、今度はざばざば降りすぎ~!
ちょうどよく、2日おきくらいにさーっと夕立がこないものか、なんて都合のいいことを考えたりして(笑)
自分でも少しは植物を育てたりしていましたが、プロの仕事の綿密さにはびっくり。学ぶことが多いです。
響さん
青いトマトのレシピって意外にあるんですね。
食べてみたらちゃんとピクルスになっていました。
トマトの虫って青いうちから入りこむんですよねー。
何でもいいのかよおまいら!(笑)
リュカさん
「えっ」って思わず言っちゃいました・・・
青いトマトは、半分以上の人が放置してましたが、一週間くらい経つと赤くなってたのに驚き。
おいしくないのか、誰も食べてないふうでしたけど。
畑をやって学ぶことって多いなあと思います。
hoshizouさん
というか、みんな農作業ガール!?と化してます。
(ガールかどうかが問題ですケロ)
今年、ウチのグリーンカーテンの主力はヘクソカズラという体たらくですよ・・・orz
by しろのぽ (2012-09-04 09:05)
いつでもお達しと思うべからず(T▽T;)のメッセージ、とくと承ったです。
んで、そのキュウリは皮を剝いたりせんかったんでしょーな。
スケッチの衝動源をたっぷし摂取しといてほしーです。
ちなみにウチの場合、秋植えは考える必要が無いんでトマトとナスとキュウリはそのまんま成らし放題です。(聞いてナイ?)
っつーても小松菜は青虫に食され放題なんで休止中の上、ロマネスコーの方は瀕死状態です。(もっと聞いてナイ?)
トマトの面の皮がどんどんぶ厚くなって行きますケロ、自分は気にせず食してます。
んで遂にジドリ!!!!!!かと思いきや背丈がちゃいますな。(内心で安堵?)
んでんで、ぷにしゃんちに相応しいんは、ヘクソカズラよかコドノプシスの気がするものの、言っちゃったら地獄を見そーなんで口にはしません。
もーじきサトイモの収穫時になれば、畑で壮大な芋煮会が開かれるんは間違い無いと踏んでるです。
by miyomiyo (2012-09-04 20:50)
お久しぶりです。
まだ暑さは残るけど、セミの数も減って
秋ですね〜
今年はホントにカラカラの夏でしたね・・・
また次の野菜が楽しみですね♪
by oko (2012-09-05 05:15)
miyomiyoさん
そんでもってお達しはコメ欄のみとは限らない件。
キュウリの皮の硬いとこはさすがに食しません。虫ぢゃないので。
寒い地方だと、秋作のスタートがめっさ早そう、で夏野菜の旬がすごく短そうです。
ロマネスコはワタシがスケッチしたくなるレベルを期待してるですが何か?
んで自撮りぢゃなく背丈が違うのがなんでわかるのか不思議です。
それ以上にあれが男子だって点が非常に遺憾であります。
んでんで、ウチの庭は過酷な環境なんで、コドノプシスがヘクソカズラに追いやられるんは眼に見えてるですorz
あー芋煮会イベントもいいな、とか思ったぢゃないですか!
秋冬の収穫祭ネタも出さなきゃーならんのですよ。
okoさん
こちらこそごぶさたしています。
最近は弱ったセミがそこいらを飛んでますね~。
それよりも、畑にバッタがやたらいて、捕まえたら潰さざるを得なくて気が重いです・・・
今年はほんとに雨が降らなくて、庭を持っている人もやきもきしたんじゃないでしょうか。
秋冬野菜の種まき、植え付け、進んでますよ!お楽しみに。
by しろのぽ (2012-09-06 23:25)