対角線に光と影と ~フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち [見たもの読んだもの日記]
9月になっても1日残っていた夏休み。金曜日に取ることに成功!
だとしたら狙いはあれだーーー!
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち
東京都美術館も久しぶりだな~。
ってもう薄暗くなってるじゃん!
いえ、これも狙いどお~り!
金曜日は、午後8時までの夜間開館なのです。
混雑必至の展覧会でも、この時間帯を狙うと比較的見やすいので、フェルメール見るなら会期前半の夜間だなって思ってました。
夕方5時半には待ち時間なしで入場できるようになってました。
会場に入ると、序盤はちょっと列の動きがとどこおりがち。
甘いね~っ(笑)
作品を遠目に眺めつつ(これができるくらい空いていた)、すっ飛ばして奥に向かいます。
フェルメールの作品の並ぶエリアに到着すると、人の列はほどほど。
作品の前に人の群れが出来ていますが、せいぜい3列ほどで、数分で作品の前に行けます。
あぁ、こんなにゆったり見られていいのか・・・?休み温存しといてよかった~(T▽T)
でも実は、フェルメールって取りたてて好きな画家ってわけでもなかったんだよね。
構図や光の使い方とか、うまいなぁと思うけれど、なんか作為的な感じがして。
初期の数点の後に並んでいた、数少ない風景画。
「小路」
よく見ると、この建物の構造はありえない(笑)
今回、いちばん長い間見ていた作品。
「リュートを調弦する女」
他の作品もそうだけど、一瞬を切り取ったような人物の表情は、いいなぁと思う。
フェルメールの構図でどうしても意識してしまうのが、左上から右下へと射す光と、それによってできる影。その色面による画面構成。
最初は光の中にある世界を見ている。人物の表情、しぐさ、それぞれに意味を持つアイテム・・・
やがて、画面の中の空間全体に目が慣れてくると、今度は、影の中の世界が見えてくる。暗闇の中で、目が慣れてくる、あの感覚。
何かが描かれていたり、いなかったりするのだけど、ただの影色の色面だと思っていたところに、なんて豊かな空間があるんだろう。
そして光の世界に目を戻すと、小さな光のきらめきが、さらに輝いて見えて、メインのモチーフに目を戻される。
見ること、見えることを、自分の眼が喜んでる。そんな体験。
画集なんかで見て知っている気になっていたけれど、実物を見なければわからない豊かさって、あるんだよねぇ、やっぱり。
時間が遅くなるとさらに会場が空いてきたので、今度は最初から順番に展示を見る余裕がありました。
デルフトの画家たちについては、実は全然といっていいほど知らなかったけれど、なかなかいいと思える作品がたくさん。
共通しているのは、結構頭で描いてて、見るほうも頭で見る絵だなぁ、って部分が大きいこと。
近代以前の美術って割とそうなんだけどね(^^
他の画家の作品を見ると、フェルメールの非凡さもあらためてわかるんだよねぇ。
画面の中で、ピントを合わせたりずらしたり、それが実に巧みで自由自在なのだ。もちろん画面がバラバラにはならないし・・・すごい。
今回の作品で、どれか一枚あげるって言われたらきっと、コレ!って言うな(笑)
「ヴァージナルの前に座る若い女」
A4よりちょっと小さいサイズなんですよ~。
思わず身を乗り出して見て、止められそうになりました(笑)
計算されつくした感のある大画面にくらべると、ゆったりと自然な感じがいいな。
今回は、後にも先にもこんな機会はないだろうと思われる、7点の来日。
現存する作品は30数点と言われる画家だけに、貴重な機会です。
混雑必至の企画なんだけど、会期前半の今なら、時間帯によってはゆったり見られます。
全部で35点ほどの展示なのに、会場に2時間はいました。うーん、堪能したぁ。
実は、展覧会で集中して楽しめる点数って、これくらいなのかもな~。
最近の傾向でもありますが、おみやげも充実していますので、行かれる方は時間だけでなくお財布にも余裕を持って(笑)!
だとしたら狙いはあれだーーー!
フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち
東京都美術館も久しぶりだな~。
ってもう薄暗くなってるじゃん!
いえ、これも狙いどお~り!
金曜日は、午後8時までの夜間開館なのです。
混雑必至の展覧会でも、この時間帯を狙うと比較的見やすいので、フェルメール見るなら会期前半の夜間だなって思ってました。
夕方5時半には待ち時間なしで入場できるようになってました。
会場に入ると、序盤はちょっと列の動きがとどこおりがち。
甘いね~っ(笑)
作品を遠目に眺めつつ(これができるくらい空いていた)、すっ飛ばして奥に向かいます。
フェルメールの作品の並ぶエリアに到着すると、人の列はほどほど。
作品の前に人の群れが出来ていますが、せいぜい3列ほどで、数分で作品の前に行けます。
あぁ、こんなにゆったり見られていいのか・・・?休み温存しといてよかった~(T▽T)
でも実は、フェルメールって取りたてて好きな画家ってわけでもなかったんだよね。
構図や光の使い方とか、うまいなぁと思うけれど、なんか作為的な感じがして。
初期の数点の後に並んでいた、数少ない風景画。
「小路」
よく見ると、この建物の構造はありえない(笑)
今回、いちばん長い間見ていた作品。
「リュートを調弦する女」
他の作品もそうだけど、一瞬を切り取ったような人物の表情は、いいなぁと思う。
フェルメールの構図でどうしても意識してしまうのが、左上から右下へと射す光と、それによってできる影。その色面による画面構成。
最初は光の中にある世界を見ている。人物の表情、しぐさ、それぞれに意味を持つアイテム・・・
やがて、画面の中の空間全体に目が慣れてくると、今度は、影の中の世界が見えてくる。暗闇の中で、目が慣れてくる、あの感覚。
何かが描かれていたり、いなかったりするのだけど、ただの影色の色面だと思っていたところに、なんて豊かな空間があるんだろう。
そして光の世界に目を戻すと、小さな光のきらめきが、さらに輝いて見えて、メインのモチーフに目を戻される。
見ること、見えることを、自分の眼が喜んでる。そんな体験。
画集なんかで見て知っている気になっていたけれど、実物を見なければわからない豊かさって、あるんだよねぇ、やっぱり。
時間が遅くなるとさらに会場が空いてきたので、今度は最初から順番に展示を見る余裕がありました。
デルフトの画家たちについては、実は全然といっていいほど知らなかったけれど、なかなかいいと思える作品がたくさん。
共通しているのは、結構頭で描いてて、見るほうも頭で見る絵だなぁ、って部分が大きいこと。
近代以前の美術って割とそうなんだけどね(^^
他の画家の作品を見ると、フェルメールの非凡さもあらためてわかるんだよねぇ。
画面の中で、ピントを合わせたりずらしたり、それが実に巧みで自由自在なのだ。もちろん画面がバラバラにはならないし・・・すごい。
今回の作品で、どれか一枚あげるって言われたらきっと、コレ!って言うな(笑)
「ヴァージナルの前に座る若い女」
A4よりちょっと小さいサイズなんですよ~。
思わず身を乗り出して見て、止められそうになりました(笑)
計算されつくした感のある大画面にくらべると、ゆったりと自然な感じがいいな。
今回は、後にも先にもこんな機会はないだろうと思われる、7点の来日。
現存する作品は30数点と言われる画家だけに、貴重な機会です。
混雑必至の企画なんだけど、会期前半の今なら、時間帯によってはゆったり見られます。
全部で35点ほどの展示なのに、会場に2時間はいました。うーん、堪能したぁ。
実は、展覧会で集中して楽しめる点数って、これくらいなのかもな~。
最近の傾向でもありますが、おみやげも充実していますので、行かれる方は時間だけでなくお財布にも余裕を持って(笑)!
タグ:展覧会
大塚美術館にいってから、洋画に目覚めた僕。
子供の、美術の教科書みて、
ああっ、むかし落書きしたこと思い出しました。
デッサン力すごいですね。関心しっぱなしです。
大塚美術館、ぜひ行きましょうね。
by ひろくるくる (2008-09-10 11:35)
こんにちは。
充実した最後の夏休み~♪でしたね~♪
フェルメール以外にも展示されているんですね。
よさげな風景がとかありますね~。
光の使い方~私は好きかな~。レンブラントも~。
何枚も見ると疲れちゃいますが(笑)
by key-k (2008-09-10 12:59)
日常だっていうことがツボです♪
ヨーロッパって今と街並みが変わらない分、生活の様式や服装の違いが如実に歴史を感じさせてくれて、そこが面白いな~と^^
by maki (2008-09-10 14:48)
絵心がない僕には、こう言う絵を見るとただただ感心するばかりです(^^;
絵の中の人がなんか生きてるみたいですよね!!
しろのぽさん程とは言わないけど、僕ももう少し絵心が欲しかった(><(笑)
by teru (2008-09-10 19:02)
なるほど、金曜夜間ね。 カレーでも作っておいて行ってこようかな。
大きな作品だったらハイヒール穿いていって、後ろから覗き込む手もあるけど、小さい作品は混んでる中では見にくいからなぁ。
「ヴァージナル・・・」はフェルメール作かどうかで もめた作品だよね。
しろのぽさんの目で実物をみてどうだったかしら。
by olive (2008-09-10 21:00)
これも電車の中吊りにあるのですよ~。(電車通勤者談)
フットワークが重い自分にはやはり足が向きません。
それにしても、、、、とても金網を登った人と同人物とは思えません。(笑)
光と影、と言うことでしょうか。
どっちがダークサイドか判定しかねます。
そろそろ画伯のパステルが動くときでしょうか。
by miyomiyo (2008-09-10 21:46)
フェルメールは大好きな画家で、
メトロポリタン美術館で実物を見て感激しました。
そう、光の使い方なんですよね~。
それと、ふとした瞬間の人物の表情。
作品数が少ないのは、早くに亡くなった事もあるんでしょうね。
by テトラ (2008-09-10 23:42)
来月も開期中ですよね。
見に行く時間あるかなあ。飛行機の時間遅らせようかなあ。
by obasan (2008-09-11 00:55)
この画家の存在をシラナカッタ・・・
美術館は倉敷の大原美術館は何回か行ったことあって、あそこで
見た受胎告知はあれが日本にあることは奇蹟らしい。
モネの睡蓮を見たときもへぇ~~これが睡蓮かぁって見た。
↑わりには睡蓮と蓮の違いもわからなかったとイウ・・・
あとは広島の美術館に行ったことあるかなぁ~~
しろのぽさんの解説を見て、美術館巡りも面白そうだなってオモイマスタ。
by ゆう (2008-09-11 01:12)
オレは、「ヴァージナルの前に座る若い女」よりも
「どうみても一番暑苦しいのはワタシ」の方が好きだ。
by hoshizou (2008-09-11 01:52)
↑hoshizouさんに同じく~♪
フェルメールってきくと、ワンピースのベルメールさんをどうしても思い出してしまうワタシ…^_^;
by SAMEDI (2008-09-11 02:08)
フェルメールって夏の間あちこちで宣伝してた
気がします。私が覚えてるのは水差しみたいなのを
もっている絵・・・・
伊豆方面に行った時に美術館も行ったけど、私には
その方面の感性無いんだなぁと実感しました・・・苦笑
by oko (2008-09-11 05:49)
夏休み、有効活用できたんですね♪
芸術の秋の幕開けのようで、読んでいてトキメキました(^^)v
金曜日の遅い時間、てっきり混んでるかと思ったら
前半ならけっこう良い感じですね
これは良いこときいちゃった!
by まみこ (2008-09-11 08:14)
人の少ない美術館、いいですよねぇ・・・。
こないだの浮世絵は朝一に行ったのに人が多くてゆっくり見るのに一苦労でした(それでも見た)
by シエル (2008-09-11 12:08)
こんにちは。
じっくり観るには、良い機会だったようですね。
実物を観る機会は貴重ですが、点数が多かったり混んでいると...
by HIRO (2008-09-11 13:43)
前売りはゲットしているんだけど、まだ行ってないです(汗)
金曜日の夜は、案外見やすかったのですネ。メモメモ^^
会期の後半になると、金曜夜でも混むだろうから
私も早めに行かなくちゃ!!
by リュカ (2008-09-11 15:40)
光の画家というと、真っ先にレンブラントが浮かんじゃいます。
フェルメールも実物を見ると、写真とはずい分印象が違うんだろうなあ。
35点くらいの展示って、一枚をゆっくり堪能するのにちょうど良さそうですね。
by 摩亜 (2008-09-11 20:09)
しろのぽさんもフェルメール行かれましたか。金曜日の夜という手もあったんですね。
僕も「リュートを調弦する女」に惹かれました。抑えた色調で光の加減がとても魅力的。ポストカードを買ったのですが、カードを見ると女性の表情がちょっと怖い感じで、やっぱり本物を見るのと違ってしまいますね。
by luces (2008-09-11 21:24)
ひろくるさん
おっ目覚めましたかぁ?
ワタシも落書きしてました。しかもミロとかの半具象・・・ヘンな小学生でしたねぇ。
なんかもうデッサン力あるのは当たり前って世界ですよね。
巧いんだよいちいち~、みたいな感じで見てたりします(笑)
徳島でしたっけ?>大塚美術館
遠いぃ~(爆)
key-kさん
この夏はロングツーに出なかったので、夏休みはこま切れに取って、それなりに充実してました(^^)v
でもこれ、フェルメールだけだとさすがに展示が持ちませんね~(笑)
レンブラントの光はすごいですよね。後世まで画家たちの憧れとなってるほど。
展覧会は50点くらいがちょうどいい!?と思いました・・・
makiさん
風俗画が多いので、当時の人々の暮らしがよくわかるんですよね。
そうそう、今と同じ建物や風景が描かれているのにびっくり。
行けばきっと、この場所に、そんな歴史が刻まれているのね、と実感できそうです。
(実際は日本ヒキコモリですが・・・)
teruさん
人物の表情がすごく生き生きしてるんですよね。
図録表紙の絵の女性なんか、この表情でモデルやったら顔面の筋肉ツリますがな、みたいな(笑)
絵心ってなんだろう、ってのはさておき(笑)たくさん見ることで自分の目ができていくんですよ~(^^
oliveさん
ハイヒール履いても(実際は履けないorz)その辺の男性より低いかも、なワタシ・・・(T-T)
平日の午前中も比較的すいてるみたいですが、会期の前半がいいと思いますよ~。
「ヴァージナル・・・」って確かに、ちょっと他の絵と違う感じも・・・。
でもあの表情とか、絵の質感とかは、ほかのフェルメール作品に通じる感じはしました。
あ、眼は利かないですけどワタシorz
miyomiyoさん
日頃電車に乗らないので、中吊り事情がゼンゼンわかんない・・・orz
いいじゃん金網、じゃなくて柵!登ったって~(なんか違う)
さすがmiyoさん、するどい!
そろそろ@ホーム(コスモス)か神代(バラとダリア)か迷う季節が近くなってきます。
テトラさん
日本美術好きなのは知っていたけど、フェルメール好きって知らなかったです~(^^;
あの入り浸ってたメトロポリタンですね(笑)
フェルメールの光は印象的ですが、影の豊かさがさらにそれを引き立ててるんだな、と今回見て思いました。
あと人物の表情!まるでスナップ写真のように生々しいんですよね。
早く亡くなったことを差し引いても作品数が少ないし、謎の多い画家なんですね。
obasanさん
はい、12月までやってますよ~。
10月の上野は、琳派展にフェルメール展だなんて豪華!な状況です(^^
お時間あったら、お好きなほうだけでもぜひ見ていってくださいね!
ゆうさん
フェルメール、人気はあるのに、なぜか万人が知ってるわけじゃないんですよね~。
ワタシも二十歳くらいまで知りませんでした(^^;
倉敷の大原美術館、去年はスルーしちゃったけど行ってみたかったです~。
ってナゼか九州では美術館に行ってないのですね・・・?
美術館なんてワケわかんなくて全然OKです!この作品ってなんか好き、みたいなとこから始まりますので、お気楽にどうぞ~。
hoshizouさん
いやぁありがとうございます、って喜んでていいのか・・・?
原画プレゼント!といいたいところですが、デジタル処理しまくりで、あの通りの原画ってモノが存在しません(笑)
SAMEDIさん
いやぁ~・・・って、SAMEDIさんまで!??
ワンピースのベルメールさんがわかんなかったワタシ・・・ワンピース=服のあれだと思ってたorz
okoさん
あ、宣伝してたんですね~(TVも中吊りも見てないワタシ)。
水差しみたいのを持っている絵は、ちょっと前に来日してた気がします。
いえ、なんぼ見ても、ワタシってわかってる~なんて思うことはないですよ~(^^;
気軽に行ってみてくださいね~。
まみこさん
ここ数年では、有給取っても見たいものは見る!って時もあるのですが、夏休みなら大手を振って取れます(笑)
この秋はいい企画が多いんですよ~。
会期も終わりに近づくと、いつ行っても混んでる(泣)ってことになるのですが・・・
多分またとない機会なので、ぜひ早い時期にお時間作って行ってみて下さいね♪
シエルさん
人が少ないといっても、福岡基準なら、結構人いるじゃん、って感じじゃないでしょうか(^^
人の多さの基準が違うんですよ~orz
多分慣れることはあっても、平気になることはないと思います(泣)
朝一は待って入る人が結構いますからね~。ちょっと落ち着いて、午後なんかが狙い目のこともありますよ。
HIROさん
いいタイミングで休みを使えました(^^)v
実際50点くらいまでが、じっくり楽しめる点数だろうと思います。
100点ほどもある展覧会は、年々辛くなってきました(爆)
その上首都圏は、混雑からは逃れられませんよね~(泣)
リュカさん
やっぱり!リュカさんは狙ってると思ってました~。
会期前半の夜間って狙い目で、モネも鳥獣戯画もその手でゆっくり堪能しました。
公式サイト(ケータイもあり)では、待ち時間情報が見られて便利ですよ~。
リュカさんのレポ、楽しみです♪(ひそかにプレッシャー!?)
摩亜さん
摩亜さんもレンブラントを連想されるんですね。
フェルメールもそうですが、実物を見ると、印刷などではわからない諧調の豊かさに見入っちゃいます。
35点は特別展としては少ないと思うのですが、いや、内容次第ですね~。
lucesさん
確か始まってすぐの平日午前に行って、堪能されてましたよね。
「リュート~」いい絵ですよね!フェルメールって、こんなによかったの!?と感動しました。
ポストカードも買いましたが、人物の表情は確かに全然違っちゃってますよねorz
もとが大作だけに、仕方ないのでしょうが・・・(苦笑)
桜♪さん、にこちゃんさん、きむたこさん、ガマさん、nice!ありがとうございました。
by しろのぽ (2008-09-12 00:08)
再びおじゃまして、報告。
今日(あ、もう昨日ね)、カレー作って、行ってきたよん♪
しろのぽさんのアドバイスに従って、まずはフェルメール。
説明パネルは後回しで、まずまっさらな気持ちで絵をみる。
ハイヒールじゃなかったけど、やっぱり2~3列だったので楽に見れました。
入り口に戻って、他の作品を順番に見て(とはいっても、空いてるとこを
狙ってあっちこっち移動)、こんどは余裕を持って説明パネルを読んでから
みました。
初めてまとめてデルフトの画家の作品をみたけど、
やっぱりフェルメールは断トツだね。色、構図、人物の表情に魅せられました。
「小路」は、あれ?って感じてしまった。もらえるなら、私は「リュート・・・」がいいな。
しろのぽさんのお陰で、思い切って行くことができました。ありがとう!
by olive (2008-09-13 00:43)
すごい!
とっても細かいところまで観察してるんですね。
浮世絵から日本人って影に無頓着な人種かと思っていましたが
わかる人にはわかるんですね。
by 響 (2008-09-13 10:33)
oliveさん
さっそく見に行かれたんですね~!
ゆっくり堪能されたようでよかったです。
「小路」はワタシも、実物を見てもあまりピンと来ませんでした。
「リュート・・・」はいちばんいいと思ったんですが、ウチにはでかすぎ?みたいな(笑)
それにしても、フェルメールの非凡さは、際立ってますよね。
今回は早目に行ってレポ書こうって決めてたので、お役に立ててうれしいです(^^
響さん
会場が空いてたので、じっくり見られたんですよ~。
近代以降に洋画が入ってきてから、日本の絵画は、技法も表現も変わっちゃって、それとともに、ものの見方も変わってますからね。
もう日本でも、ほとんどの人が毛筆より鉛筆のほうが使いやすいのと同じで、西洋的な陰影や遠近法も、すっかり日本人に定着しちゃってます。
でも浮世絵などに見られる平面的な表現も、しっかり残っていると思いますよ。
by しろのぽ (2008-09-14 01:34)